1.目的
青少年の喫煙、飲酒の経験率等は最近20年間で顕著に低下しており、薬物乱用についても覚醒剤事犯の検挙者はピークであった平成9年に比べて約半数になり、近年は緩やかな減少傾向にある。しかしながら、電子たばこやノンアルコール飲料の使用の拡がり、若者における大麻事犯の検挙数の増大、大麻の有害性を否定するなどの誤った情報の拡大、一部の国や地域における大麻の規制緩和など、懸念される課題が認められ、喫煙、飲酒、薬物乱用に関わる社会状況も急激に変化している。
平成30年に薬物乱用対策推進会議(議長:厚生労働大臣)で策定された「第五次薬物乱用防止五か年戦略」において、学校における薬物乱用防止教育及び啓発の充実が求められている。
日本学校保健会では文部科学省の補助を受け、平成29年から平成30年にかけての小学校、中学校及び高等学校の学習指導要領改訂に基づき『喫煙、飲酒、薬物乱用防止に関する指導参考資料』を改訂、全国の学校へ配付しており、『喫煙、飲酒、薬物乱用防止に関する指導参考資料』を有効に活用できるよう本研修会を実施する。
2.主催:公益財団法人 日本学校保健会
3.共催:熊本市教育委員会(申請中) 熊本市学校保健会(申請中)
4.後援:熊本県教育委員会(申請中) (公財)熊本県学校保健会(申請中)
5.参加対象:管理職、教諭、養護教諭、保健主事、栄養教諭、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、教育委員会関係者 等
6.参加費:無料
7.内容(敬称略)
- (1)趣旨説明
- 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課 健康教育調査官 鈴木 貴晃
- (2)実践発表1
- 「中学校編」
- 宮城教育大学附属中学校 教諭 佐久間 努
- (3)実践発表2
- 「高等学校編」
- 学校法人明照学園 樹徳高等学校 養護教諭 青山 茉衣
- (4)講 演
- 「薬物乱用に関する最近の話題と薬物乱用防止教室の重要性」(仮題)
- 横浜薬科大学レギュラトリーサイエンス研究室 教授 小出 彰宏
①熊本県開催 |
日時:令和5年7月11日(火) 開場 12:00 開会 13:00 終了 16:30 ■熊本市立学校に在勤の方は、熊本市教育委員会健康教育課へお申し込みください。 |
②愛媛県開催 |
共催:愛媛県教育委員会 愛媛県学校保健会 ※愛媛県開催は、web申し込みを終了いたしました。まだ申し込みがお済でない方で参加をご希望の場合は |
12:00 | 13:00 | 13:15 ~13:45 | 13:45~14:15 | 14:15~14:45 | 14:45~15:00 | 15:00~16:20 | 16:20~16:30 | 16:30 |
開場 | 開会 | 趣旨説明 30分 |
実践発表1 30分 |
実践発表2 30分 |
休憩 | 講演 80分 |
質疑応答 | 閉会 |