1 目的
青少年の喫煙、飲酒の経験率等は最近20年間で顕著に低下しており、薬物乱用についても覚醒剤事犯の検挙者はピークであった平成9年に比べて約半数になり、近年は緩やかな減少傾向にある。しかしながら、電子たばこやノンアルコール飲料の使用の拡がり、若者における大麻事犯の検挙数の増大、大麻の有害性を否定するなどの誤った情報の拡大、一部の国や地域における大麻の規制緩和、医薬品の乱用による薬物依存症患者の増大など、懸念される課題が認められ、喫煙、飲酒、薬物乱用に関わる社会状況も急激に変化している。
本会では、これらの状況や学習指導要領の改訂を踏まえ、令和元年度から令和3年度にかけて、『喫煙、飲酒、薬物乱用防止に関する指導参考資料』を改訂、令和5年度には、『薬物乱用防止教室マニュアル』を改訂し、全国の学校へ配付している。
今般、これらの指導参考資料等の内容や薬物乱用の背景等の理解を深めることをもって、喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育の充実を図るため、本研修会を開催する。
2 主催:公益財団法人 日本学校保健会
3 共催:高知県学校保健会 高知県教育委員会
4 日時・会場・定員
日時:令和7年1月23日(木) 開場 12:00 開会 13:00 終了 16:30
会場:高知城ホール 4階多目的ホール(高知県高知市丸ノ内二丁目1番10号)
定員:200名(申込み先着順・定員に達し次第、受付締切)
5 対象
管理職、教諭、養護教諭、保健主事、栄養教諭、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、教育委員会関係者 等
6 参加申込方法
下記の申込ページより申込ください。
7 参加費:無料
8 内容(敬称略)
(1)趣旨説明
文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課 健康教育調査官 鈴木 貴晃
(2)実践発表1 「中学校編」
宮城教育大学附属中学校 教諭 佐久間 努
(3)実践発表2 「高等学校編」
仙台市立仙台大志高等学校 教諭 長谷川 弘和
(4)講 演 「薬物乱用に関する最近の話題と薬物乱用防止教室の重要性」(仮題)
横浜薬科大学レギュラトリーサイエンス研究室 教授 小出 彰宏
12:00 | 13:00~13:15 | 13:15 ~13:45 | 13:45~14:15 | 14:15~14:45 | 14:45~15:00 | 15:00~16:20 | 16:20~16:30 | 16:30 |
開場 | 開会 | 趣旨 説明 |
実践 発表1 |
実践 発表2 |
休憩 | 講演 | 質疑 応答 |
閉会 |