[01]はじめに | [06]学校・地域の情報共有の場 | ||
[02]学校種での悩みの違い | [07]気楽に開催できる学校保健委員会 | ||
[03]学校医の活用 | [08]保健主事の役割 | ||
[04]学校保健委員会の運営 | [09]若い養護教諭に伝えたいこと | ||
[05]評価とチェック |
座談会出席者
コーディネーター/
日本子ども家庭総合研究所 所長
衞藤 隆 先生 |
横浜市立東本郷小学校
増山 恵美子 先生
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群馬県桐生市立清流中学校
濁川 こず枝 先生
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三重県立四日市工業高等学校
櫻井 香 先生
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はじめに
衞藤 学校保健委員会がどのように大事であるかは皆さん十分にご存じだと思います。今日は、学校保健委員会を立ち上げて、それを運営し、学校保健活動に役立てていくというときに、なかなかうまくいかずに苦労したり、また工夫をしていたりするということがあると思いますが、幾つかお聞かせいただければと思っています。
まず、今回のご出席者の皆さんに簡単に自己紹介していただきたいと思います。私は日本学校保健会では情報に関する委員会やエイズ教育の委員会にかかわっていますが、本日は学校医であり、かつ学校保健の研究者という立場で司会を務めたいと思います。よろしくお願いします。
増山 横浜市立東本郷小学校の増山です。初任からずっと小学校に勤務しています。学校保健委員会については、初任のころは眠れないほど悩んでいたのですが、次第に何となく慣れてきたかなという感じです。よろしくお願いします。
濁川 群馬県桐生市立清流中学校の濁川です。群馬県というと、学校保健委員会がとても盛んだというイメージがあると思いますが、それはある特定の市で、本校などはやっと年に1回開いている状況です。今までも学校保健委員会を開くに当たって、企画からどうしようかなと悩みながら30年以上やってきているという感じなので、ここで皆さんとお話をして何か運営のヒントを得られればいいなと思います。
櫻井 三重県から参りました櫻井香です。よろしくお願いします。高校で学校保健委員会をやっていくのがなかなか難しいという状況の中で、私は初任からずっと高等学校に勤めています。一つ目、二つ目と学校に行くに従ってなかなかうまくいかないなという思いを持ちながら、今の学校に4月に着任しましたので、ここの学校での意気込みも含めてお話ができたらなと思います。よろしくお願いします。