毎年、学校では4月から6月末にかけて児童生徒の定期健康診断が行われています。特に管理が必要な心疾患や腎疾患のある子どもには、学校は保護者に学校生活管理指導表の提出を求め、それを基に取組がすすめられます。
学校での心臓検診、腎臓検診は、心疾患や腎疾患を早期に発見し、子どもたちが安心して安全に学校生活が送れ、また、将来的に少しでも健康的に過ごせるように実施されています。今回の特集では、養護教諭の先生方から事前にいただいた質問を中心に、「学校心臓検診の実際」「学校検尿のすべて」等の日本学校保健会から発行している書籍の編集に携わっていただいた専門医の先生方にお話を伺いました。
(聞き手:文作成/日本学校保健会事務局)
〔目次〕
- 1.学校での心臓検診
- 回答者:埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科 教授 住友 直方 先生
- 2.学校での腎臓検診
- 回答者:東京都立小児総合医療センター 院長 本田 雅敬 先生