第1回「健康診断」

今後に向けて

K では、最後に皆さんから一言ずつお願いします。

A 私の学校では児童の人数が多いので、事前指導、事後指導がうまくいかない時があるため、掲示物や保健便りを活用して健診の内容を子どもたちやおうちの方、先生方にお知らせする努力は続けていきたいです。去年から健康観察簿の裏に保健便りの一部を印刷して各学級で指導して欲しいことを載せています。とにかく人数が多いので、意識の差も大きく、行きわたらない点も多いかと思うのですが、いろいろな媒体を使って健康意識を行きわたらせたいと思います。

B 今日は地域によっても規模によっても健康診断のあり方が違うということがとても勉強になりました。校医さんとのコミュ二ケーションも大事ですが、学校の先生方とのコミュニケーションも大事だと思います。経験年数というよりは、人と人の関わりを大事にしていきたいと思います。

C 今日はいろいろ勉強させていただきありがとうございました。健康診断というのは養護教諭にとって年度初めの大事な仕事の一つです。私自身まだまだ経験は少ないのですが、一年一年、1回1回をこなすことで、子どもたちの健康のために、そして子どもたちを指導し、協力をしていただく先生方にとってよりよいあり方を模索していきたいと思います。ただの健康確認ではなく、子どもたちの体への意識を高める教育の場としてとらえて、先生方へもそれを伝えていきたいです。そして事後のフィードバックを十分に行いたいです。

K 皆さんの工夫、指導ともに素晴らしいと思います。子ども、職員、保護者のコミュニケーションがキーポイントですね。なかなかうまく伝わらない悩みもおありかと思いますが、皆さんの気づきを周囲の方々に返していくことで関心も高まるし、協力体制も得られると思いますので、ぜひアンテナを鋭く立てて今後も子どもたちを関わってほしいと思います。